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「何をかいわんや」浅野氏差別問題を争点
浅野史郎氏(59)が26日夜、大田区の区民集会に出席し、争点を少数派や弱者の
「人権」や「差別問題」にシフトすることを明かした。差別的発言が目立つ石原慎太郎
都知事(74)を強く意識した方針とみられ、浅野氏は「都政のトップが差別発言を
してはいけない。一番弱いところに手を差し伸べるのが政治」と石原氏を攻撃した。
最近の集会で同性愛者や在日外国人らと接したことがきっかけとなったようだ。
石原氏が昨年発言した、ゲイタウン「新宿2丁目」規制方針の是非を聞かれた浅野氏は
「即答はできないが、嗜好(しこう)が違うから差別されてもいい、というのは間違い。
だれかに迷惑を掛けなければ、基本的に自由だと思う」。また石原都政下で進んだ
歌舞伎町などの風俗徹底規制についても「規制によってもたらされる弊害も考えるべき」
との見解を示した。
一方、石原氏が発表した、タレントらの声が入ったマニフェストビラについて、浅野氏
は「もともとの政策目標がマニフェストとはいえず、抽象的だ。その裏面がタレントという
のは、何をかいわんやだ」と批判した。また、他候補の奇襲作戦を続ける桜金造氏(50)
については浅野氏は「来てどーすんの?」と無関心な様子だった。
[2007年3月27日7時39分 紙面から]
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