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★佐藤ゆかり やっぱり選挙区クラ替え？
岐阜１区の次期衆院選公認をめぐり、野田聖子議員（４６）と熱い女の戦いを
繰り広げている佐藤ゆかり議員（４５）。自民党執行部内には佐藤議員を
東京５区へ“国替え”させる案も浮上していたが、佐藤議員サイドは大反発。
そんな彼女に、心境の変化が出てきたのか。
３０日、全国一斉に統一地方選の第２弾が告示された。
岐阜県議会選もそうだが、ライバルの野田議員が岐阜県内を精力的に応援に回る中、
そこに佐藤議員の姿はない。では、どこに居たかというと、
東京都議会の世田谷区補選に立候補した真鍋欣之氏の出陣式に駆けつけていたのだ。
世田谷といえば、東京５区の地盤でもある。
佐藤議員事務所ではこう言う。
「国替えを認めたわけでは絶対にありません。うちの佐藤が中川秀直幹事長に呼ばれ、
世田谷補選の応援に行くよう“指示”された。岐阜の応援へは１カ月も前から
駆けつけるよう予定を立てていただけに残念です。週末は、その分を挽回させてもらうため、
地元の岐阜に張り付きます」
佐藤議員にとっては何はさておき、復党組の野田議員の後塵を拝することぐらい
屈辱的なことはないはず。東京５区へ国替えするとなれば、野田氏との争いに
負けたことを自ら認めることになる。
だが、政治評論家の有馬晴海氏が内情をこう分析する。
「岐阜１区支部長である佐藤議員が、大事な岐阜県議選の出陣式の場にいないのは、
明らかに異常です。ただ、佐藤氏が仮にコスタリカ方式で岐阜１区の小選挙区に出ても、
落選する可能性が非常に高い。前回のような風も地盤もない。
自民党岐阜県連の佐藤離れは思った以上で、惜敗率での復活当選も危うい状況です。
佐藤議員は大人の判断として、東京５区への国替えも選択肢に入れたのではないでしょうか」
中川幹事長もそれが分かっていて、“指示”を出した？
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