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★福井市議会の公費“宴会” 関係者「コンパニオン慣例化」
福井市議会の議会運営委員会が昨年夏に公費でコンパニオン同席の“宴会”を開き、
市監査委員が飲食費の全額返還を勧告した問題で、監査請求者で元同市議の
西村高治氏が2日、速やかな返還を市議に求めるよう坂川優市長に申し入れた。
市議会では、公費による“コンパニオン宴会”が慣例化していたことが関係者らの
話で分かった。
同市や議会関係者によると、同市議会は、全国的に食糧費が問題となった十年ほど
前から市職員らを招いた宴会を中止、議会運営委員会委員の「意見交換会」だけが残ったが、
後々になって公費で支出するようになり「コンパニオン付きのケースが多かった」という。
今回の監査対象となった昨年6,7月の2度の宴会はいずれもコンパニオンが同席したが、
7月分はコンパニオン代を市議が自己負担した。
ベテラン市議の1人は「公費でコンパニオンを呼ぶ会合は自重すべきと判断し、
7月からは自己負担にした」と語り「今後は弁当だけの会にしたい」と釈明した。
「会派で集めている会費制だと思っていた」と話す参加市議もいる。
監査結果によると、対象となった二度の宴会費用は、出席者延べ22人でビール42本、
日本酒18本などで、1人当たりそれぞれ約1万7000円と約1万円。
市監査委員は「社会通念上許容される範囲を逸脱する支出を黙認した」と指摘している。
◆真摯に受け止める 坂川優・福井市長の話
市は議会に対し、円滑な運営を目的に経費を支出しているが、公費でコンパニオンを
同席させていたのが事実であればいかがなものか。市は今回の指摘を真摯に
受け止めなければならず、議会も監査委員の判断を理解してもらう必要がある。
中日新聞 URLリンク(www.chunichi.co.jp)