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★温暖化ガス、米最高裁「規制を」・環境政策で初の判決
【ワシントン=加藤秀央】米連邦最高裁判所は2日、米連邦政府の環境保護局(EPA)が
自動車などが排出する「温暖化ガス」を規制すべきだとする判決を下した。
二酸化炭素(CO2)などの排出増が地球温暖化の背景にあるとの見方も示唆しており、
米環境政策を巡る議論に大きな影響を与えそうだ。
ロイター通信によると同最高裁が地球温暖化に関する判断を下すのは初めて。
判決は「温暖化ガスは米国の現行法の枠内で『汚染物質』と定義できる」と規定したうえで、
「EPAは新車からの(温暖化)ガスの排出を規制する権限を有している」との判断を示した。
裁判はマサチューセッツ州など12の州政府と13の環境保護団体が、連邦政府による
規制強化を求めて起こしていた。
ブッシュ政権は
(1)CO2などの排出と地球温暖化との科学的な因果関係は立証されていない
(2)経済活動に影響を及ぼす規制強化には反対
(3)中国など途上国の排出抑制の取り組みも必要
―などの理由で、全米レベルでの排出規制に消極的だった。
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.co.jp)