07/04/02 17:39:39 DU0faBmA0
憂楽帳:「死刑」と向き合う
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現在、上映中の映画「マリー・アントワネット」。フランス革命の悲劇の王妃としてギ
ロチンで公開処刑された。1793年のことだ。かつて法務省幹部に聞いた話がある。
フランスでは王妃の処刑後、公開での死刑は残虐だとして、執行は塀の中に移された。
目に見えない以上、本当に執行されたか市民は確認するすべがない。ならば執行しなくて
も一緒じゃないか。欧州各国が廃止できた背景には、そんな市民意識があるという解説だ
った。「死刑制度」を考える時、示唆に富む話だと思った。
09年にも始まる裁判員制度で、最も深刻な問題は、市民が死刑の言い渡しにかかわる
ことだ。時を経て事件を顧みる時、人は刑の重さに向き合えるのか。
米国では、冤罪(えんざい)や執行方法の残虐性が問題化し、昨年の死刑判決は過去3
0年で最少になったという。一方、我が国は厳罰を求める世論と比例するように死刑判決
が急増傾向で、昨年はデータのある80年以後最多の44人に上った。
今、「裁く」ことの重さをかみしめたい
うそつくな毎日!!
欧州で死刑廃止に繋がった背景はイギリスでの冤罪事件だろ