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★都知事選 石原氏が逃げ切り?
14人が立候補した東京都知事選(8日投開票)は1日、最後の日曜日を迎え、絶好の行楽日和の下、
各候補が都内各地で花見客らに向けたアピール合戦を繰り広げた。この日までにまとめた世論調査では、
3選を目指す石原慎太郎知事(74)がリード。政界からは「このままでは投開票日を待たずして、
石原3選が日ごとに固まってしまう」との観測もあり、他候補は残り1週間で大幅な戦略転換が求められそうだ。
共同通信社が1日発表した世論調査によると、石原氏が一歩リード。前宮城県知事の
浅野史郎氏(59)が追い上げ、共産党推薦の元足立区長・吉田万三氏(59)、
建築家の黒川紀章氏(72)と続く。
2期8年の実績を強調して支持を訴える石原氏。都政の私物化との指摘についても反省を示しており、
自民、公明支持層のいずれも8割近くを固め、民主支持層にも3割強食い込んでいる。(中略)
政治評論家の浅川博忠氏は中盤の情勢を「石原氏にとって逆風の選挙だったはずなのに、
浅野氏が明確な論点を構築できていないために弱点を攻めきれていない。反石原票をまとめられず、
石原氏への消極的支持を招いている」と分析。さらに「ここにきて浅野氏は民主党との連携を
密にしているが、不利な状況を認識しているがゆえの苦肉の策ではないか」とも。
黒川氏については「広がりが見えないし、パフォーマンスや話題提供の面でも尻すぼみ状態」と酷評。
一方で、石原氏については「正面を切って具体的な謝罪はしていないが、“説明不足な部分もあった”などと
抽象的な言葉で反省の弁を口にすることで批判をうまくかわしている。安定感もある」。
各候補とも残り1週間でラストスパートをかけるが「パフォーマンスをやめて、石原氏に対し、
争点を数点にしぼった論戦をしかけないと、石原氏の圧勝という可能性もある」とみている。
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