07/04/02 17:59:28 46+gDAFk0
>>478
> あなたこそ、大勢の人間が「あなたを殺すのは神の意思だ」と言われれば、
> 嬉々として神の意思に従うのでしょうか?
いや、逆の話をしているのです。つまり、大勢の人間による合意形成というものに対して、絶対的な
限界点、暗闇として、禁止の言葉を発するのが神であると。
ドストエフスキーの「罪と罰」などは典型的な話ですね。主人公は、ある自分なりの判断で金貸しの
老婆を「殺しても構わない」と考えるわけです。且つ実行までしてしまう。しかし、それは人間がやって
よいことなのか?そこまで人間は好きに振舞えるのだろうか?ということです。