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生活保護世帯:一宮市、5年で倍増 相談体制を強化 /愛知
「格差社会」が指摘される中、一宮市で生活保護世帯が過去約5年間でほぼ倍増している。
市は4月から、生活困窮者の相談にのるケースワーカーを2人増員して15人態勢とし、
生活保護事業の強化・充実を図る。
生活保護は、国が国民の健康で文化的な最低限度の生活を守るため、生活困窮者を保護し
自立を助ける制度。ケースワーカーは1人80世帯を上限に配置されており、被保護世帯や
申請者の生活実態調査や就職など生活の相談に乗る。
市福祉課によると、同市の生活保護世帯数と人員は、02年4月の587世帯860人
(人口1000人当たりの保護者率3・02%)から毎年増加。今年2月には1143世帯1565人
(同4・09%)となり、世帯数で1・95倍となった。この間、市町村合併などによる影響もあったが、
その分を除いても急増傾向は明らかという。
同課では「一宮が他市と比べ特に多いわけではないが、現在の水準は過去最高ではないか。
リストラによる失業やストレスから患う人が目立ち、社会的な要因がうかがえる」と話している。
【井上章】
毎日新聞 2007年4月1日
愛知:MSN毎日インタラクティブ
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