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海上自衛隊第1護衛隊群(神奈川県横須賀市)の護衛艦「しらね」乗組員の男
性2等海曹(33)が、護衛艦の秘密情報を隠し持っていた問題で、情報の中
にイージス艦に関するものが含まれていることが30日、神奈川県警の調べで
分かった。
日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法は、米国から供与された防衛装備の
性能などに関するものなど秘匿度が高い情報は「特別防衛秘密」と規定。県警
はイージス艦に関する情報がこの特別防衛秘密に該当する可能性もあるとみて
いる。
また、2曹は職務上、イージス艦に関する情報には接触できないことから、県
警は別の隊員が情報を持ち出し、2曹に渡したとみて、入手経路などを調べて
いる。
今年1月、県警が入管難民法違反容疑で2曹の妻(中国籍)を逮捕し、2曹の
自宅を家宅捜索した際に、護衛艦のレーダーのデータや通信関係の周波数など
を記録したフロッピーディスク(FD)などとともに発見、押収した。
イージス艦は米海軍が開発した世界最高水準の防空システムを搭載。数百キロ
をカバーする高性能レーダーと大型コンピューターを備え、多数の敵ミサイル
や航空機を瞬時に探知、識別し、対空ミサイルや機関砲などで10以上の目標
を同時に撃ち落とすことができる。
弾道ミサイルを迎撃するミサイル防衛(MD)の柱の1つに据えられており、
海自は現在、イージス護衛艦五隻を保有し、さらに1隻の建造を進めている。
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