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◇「機能」だけでなく「気分」に訴えかけ
「寄せて上げて」「アウターにひびかない」と機能性がうたわれることが多いブラジャー。
薄着になる春夏ものは特にその傾向が強かった。だが今年の新作をみるとちょっと様子が違う。
メーカーがそろって打ち出しているのが、機能だけでなく、「着け心地」など女性の感覚や
気分への訴えかけだ。【國保環】
鼻歌のような優しいボーカルに、女優の菊川怜さんがはにかむように笑う－－。
ブラジャーそのものがまったく映らない、大胆なテレビコマーシャルで話題なのが、
ワコール（京都市）の新作「ＬＡＬＡＮ（ララン）」（５５６５円～）だ。
カップとサイズ別にブラジャーの構造を変え、胸の大きさに応じた美しい谷間を作るという
特徴もこれまでにはないもの。だが、「谷間を作るという機能性は今や当たり前。
ラランでは、それよりも、快適性も含めた着けることでの満足感など情緒的価値を
大切にした」と同社広報室の西谷正さんは説明する。
◆縫い目がない
トリンプ・インターナショナル・ジャパン（東京都大田区）は、全体が１枚布のように縫い目が
ほとんどない「ワンピースブラ」（５７７５円～）を今月から発売している。身に着けると感触が
肌になじみ、「セクシー」なイメージもあることから、海外モデルが着用した写真を商品タグに
つける初の試みをしたという。
同社マーケティング本部の島崎大さんは、「Ｔシャツブラなど今までの商品との
差別化をはかるため導入した。胸をボリュームアップするといった機能性だけでは、
今やブラジャーは売れない」と話す。
>>2以降に続く
(ソース：ブラジャー：今年は「着け心地」 胸の谷間メーク、今や当たり前！？)
URLﾘﾝｸ(www.mainichi-msn.co.jp)
(画像：縫い目のないトリンプのブラジャー)
URLﾘﾝｸ(www.mainichi-msn.co.jp)