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海外視察の報告書の半分近くを大学名誉教授の講演要旨からほぼ丸写ししていた
東京都大田区の自民党の鈴木章浩区議(都議補選候補)が昨年10月のアメリカ
親善訪問・行政視察の報告書でもインターネット上の無料の「百科事典」、
『ウィキペディア』を丸写ししていたことが29日、わかりました。
「おおた区議会年報」2006年版によると、昨年10月26日から11月2日までアメリカの
マサチューセッツ州セーラム市、同ボストン市などに親善訪問・行政視察が
行われています。一人あたりの経費は57万8440円。
05年の欧州視察の報告書で盗用疑惑が明らかになった鈴木区議は、「区議会年報」に
「ボストン美術館」について2ページ半、95行の報告書を出しています。ところが、最後の
3行にみずからの感想があるほかは約97%に相当する92行が『ウィキペディア』の
「ボストン美術館」の項の丸写しです。
鈴木区議は自身のホームページに「海外視察報告書無断引用報道の件について」として、
「この度のことを良い教訓とし、反省すべきことは反省し、初心を忘れず…」などとしていますが、
盗用が一度ならず二度もあったことは、区民の税金を使って行われたものだけに議員の
資格が問われるものです。
また、昨年10月17日から21日までの北京市の親善訪問・行政視察に参加した民主党の
田中健区議(都議補選候補)の「オリンピックを中心にしたまちづくりについて」との報告書も、
『ウィキペディア』や、旅行社のホームページなどから36行を引用していることも明らかに
なりました。
(一部略)
URLリンク(www.jcp.or.jp)