07/03/29 17:31:45 0
★情報収集衛星の復旧 困難に
政府が安全保障関連の情報などを集めるため打ち上げた情報収集衛星のうち、
1機が運用できなくなっていることについて、内閣官房の担当者は、
復旧に向けた作業を進めているものの、現状では、衛星が再び使えるようになるのは
困難だという見通しを、自民党の合同会議で示しました。
政府は、北朝鮮のミサイル発射基地などの軍事施設に関する情報収集や、
災害時の状況把握などを行うため、情報収集衛星を4機打ち上げましたが、
このうち、平成15年に打ち上げた「レーダー衛星」1機が、電源系のトラブルと
みられる影響で、今月25日から運用できなくなっています。
これについて、内閣官房の担当者は、自民党の国防関係の合同会議で、
「地上から電波を送るなどして復旧作業を急いでいるが、現状では、
衛星が再び使えるようになるのは困難な見通しだ」と述べました。
そのうえで、先月、打ち上げた別の「レーダー衛星」の運用を、当初予定していた
5月よりも前倒して始めたいという考えを示しました。また、平成23年度に予
定されている、次のレーダー衛星の打ち上げの時期を早めることについても
検討するとしながらも、大幅な前倒しは難しいという認識を示しました。
NHK URLリンク(www.nhk.or.jp)