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【ワシントン28日共同】国連合同エイズ計画(UNAIDS)と世界保健機関(WHO)は28日、男性の割礼を
エイズウイルス(HIV)感染拡大防止の重要な手段に位置付けるべきだと両機関の専門家会議が求めた、
と発表した。
エイズがまん延するサハラ砂漠以南のアフリカで男性の割礼を促進すると、20年間で男性の
感染者を570万人、死者を300万人、減少させることができるとの推計があるとしている。
割礼によってウイルスが感染しやすい免疫関連細胞が多い包皮が除去されることなどが、
理由と考えられている。
両機関は6-8日にスイスで政府関係者や研究者、市民団体などによる専門家会議を開き、
割礼で男性の感染率を60%抑えられたとの研究内容を検討、「データには説得力がある」と結論付けた。
これは、割礼の実施率の高い地域ほどHIV感染率が低いという実態とも符合するという。
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