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有名焼き肉チェーン「叙々苑」(東京都港区)が商品パッケージに「黒毛和牛」と表示し、
カタログやインターネットで販売したもも肉に交雑種を約8割混入させていたことが分かり、
農林水産省は28日、同社に不適正表示の改善や再発防止策の実施などを指示した。
叙々苑は「カタログなどでは和牛の文字は使わず、国産牛と宣伝していた。
使用肉が交雑種だとは分かっていたが、和牛と表示したのは
パッケージだけなので問題ないと思った」としている。
28日からインターネット販売を中止し「返金か代替商品の発送に応じる」としている。
同省によると、問題となったのは2004年11月から今月にかけて
計約2400セット販売した焼き肉セット「うまさ極上黒毛和牛」。
このセットに使われたもも肉計約540キロのうち計約420キロが交雑種だった。
さらにこのもも肉を「ロース」と不適正表示していた。東京都による表示確認調査で発覚した。
ソース:URLリンク(www.47news.jp)