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電車内で女子高生の尻を触ったとして東京都迷惑防止条例違反に問われているミラーマンこと
元早大大学院教授、植草一秀被告(46、写真)の第6回公判が28日、東京地裁であった。
弁護側は犯行当時の電車内を再現した植草被告主演のDVDを公開したのだが…。
この日の法廷には40インチ近い液晶テレビが2台も用意され、弁護側が用意した「再現実験ビデオ」
のDVDが放映された。キャストは総勢12人。女子高生役の女性は制服のコスプレをするなど、
本格的なものだったが、会議室を電車内に見立てていてリアルな再現とはいかなかった。
植草被告は女子高生の右斜めうしろにつり革を持つ素振りをして立っていた。真犯人役の男性が女子高生
の尻を触ると女子高生が振り向き、「やめてください」と植草被告に抗議。植草被告はバツの悪そうな顔
をして顔を背け、なかなかの役者ぶりを披露した。
だが、映像はこれで終了。上映時間はわずか30秒と極めてあっけなく、周防正行監督の痴漢冤罪映画
「それでもボクはやってない」に足下も及ばないワンシーンだけの“超短編映画”だった。
その後、被告質問で植草被告は「当日、JR大崎駅前の中華料理店で顧問会社の社長らと紹興酒を
イッキ飲みした」「酒はどちらかといえば強い方」としたが、宴席での出来事は「記憶にない」
を繰り返し、酩酊状態をアピールした。
なぜタクシーを使わなかったのかという弁護士の質問には、「料理店が駅と屋根続きだったし、
会社の人も電車で帰ったので電車で帰ることにした」と話した。
証人として電車内で植草被告を捕まえた乗客の男性が出廷。「植草被告は女子高生の後ろに立っていた」
と証言。その距離は約50センチで「人が入り込むすき間はない。電車内は混み合っていて他の人が
移動することもできない」と、弁護側が主張する真犯人の逃亡説を打ち砕く証言を展開した。
男性は「女子高生が『やめてください』といった直後、植草被告が右手を顔の前に上げ、『失礼』
というようなしぐさをした」「私が『突き出すからね』というと、かすかにうなずき、納得したような
感じだった」と、被告が犯行を認めるような行動をしていたことも新たに明かした。
ZAKZAK 2007/03/28
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