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★古田前選手会長が初の陳述 肖像権は自主管理が自然
・ゲームソフトなどで、プロ野球選手の氏名や肖像の使用を許諾する権利が、
球団にないことの確認を、選手が球団に対して求めた訴訟の控訴審で、古田敦也
プロ野球選手会前会長(ヤクルト兼任監督)の尋問が27日、知財高裁(中野哲弘
裁判長)であり、古田前会長は「世界を見ても、選手の肖像権は選手が自主管理
するのが自然だ」と訴えた。
古田前会長は33人の原告の1人。この訴訟で選手が法廷で直接陳述するのは
初めて。
古田前会長は2000年に球団側がゲームソフトでの肖像権使用を特定のゲーム
会社と独占契約したのを契機に問題意識を持ったと主張。「他社のたくさんの
ゲームが世に出ぬ異常事態となった。ファンを再度失望させぬよう、選手側が
管理する態勢作りが必要と考えた」と述べた。
「選手側の権利の自覚が遅すぎたのかもしれないが、利益を独占しようとする
つもりは全くない」と訴え「選手と球団が互いに話し合い、よりよい物を作って
いきたいという思いだ」と理解を求めた。
原告側が求めていた宮本慎也現会長(ヤクルト)の尋問もこの日認められ、
次回6月19日の期日で実施されることが決まった。
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