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★自分はすでに死んでいる!? ルーマニアのお役所仕事
[ブカレスト 26日 ロイター] ルーマニアの国有鉄道の事務員が、
自分が生きていることを証明するために給料1カ月分に相当する
裁判費用の支払いを要求されている。
ルーマニアの国民登録機関にパスポートの申請をした
フィロフティー・ポペスクさんは、自分が2005年11月に死亡したとされており、
したがって市民権も剥奪されているということを発見した。
55歳のポペスクさんは、「私は警察に行きました……そして、
自分は2005年に死んでいるのでルーマニアにおける権利がないことがわかったのです」と、
『Evenimentul Zilei 』紙に語っている。
欧州連合に加入したばかりのルーマニアは、官僚主義的なお役所仕事を
簡略化し、複雑な法的手続きを改善しようと努力しているところだ。
「弁護士は裁判所命令を獲得するのに500レイ (およそ2万3300円) 、
必要だと言いました。どうして自分が生きているのを証明するのに
私がお金を払わなければならないのでしょう?」と彼女は言う。
当局はすでに間違いを認め、責任者を更迭している。
しかし、ポペスクさんの死亡証明書のコピーを国から受けとっていた
かかりつけの医師は、彼女が目の前に現れたショックからまだ立ち直っていないようだ。
「彼女が私の診療所に来て、声を失いました」と、ニコラエ・トボイウさんは語っている。
REUTERS URLリンク(www.excite.co.jp)