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桜の代表的な品種、ソメイヨシノは、伊豆地方に固有の野生種オオシマザクラと
東京・上野公園などにあるコマツオトメの交配で生み出された可能性が高いことが分かった。
千葉大や静岡大などの研究チームが遺伝子を解析した成果で、
30日から茨城大で開かれる日本育種学会で発表する。
ソメイヨシノの起源をめぐっては、
(1)江戸時代に染井村(現在の東京・駒込付近)で育種された
(2)伊豆半島に自生していた(3)韓国・済州島の王桜が先祖-との3つの学説があった。
今回の遺伝子解析結果によると、染井村説が有力となる。