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・明るくかわいらしい雰囲気の店内。 高円寺にあるとあるビルの一室。「その店」に一歩
足を踏み入れると、商品棚に並んだピンクやイエロー、グリーンといったカラフルな「何か」が
目に飛び込んでくる。雑貨か何か? と思って手にとると、え~っ! こっ、これは…バイブに
ピンクローター!? こんな、キャンディみたいにかわいらしいアダルトグッズがあるなんて。
「かわいいし、色もキレイでしょ。女性目線で選んで『これだったら使いたい』ってものだけ
チョイスしてるんです」
と話しかけてきてくれたのは荻原かおるさん。ここLOVELY POPの店長を務める女性だ。
LOVELY POPは女性専門のアダルトグッズショップ。男性の入店は女性とカップルで来た
場合のみに限られ、単独やグループでの入店はお断り(通販の利用は可能)。もともとは
女性向けにするつもりはなかったというが、自分や女性のスタッフのことを考えて、男性
入店禁止にしようと決めた。そのスタイルが功を奏してか、5年前にオープンして以来、
開店から着々と右肩上がりでお得意さんが増え続けている。
「今はメディアがどんどん性を解放する方向に動いているでしょう。それまで『セックス
なんて、オナニーなんて……』って殻に閉じこもっていた女性が、『それで気持ち良くなる
のは悪いことじゃないんだ』って前を向くようになってきたんです。そういう風潮の中で、
女性専門というスタイルはやっぱり心地良いんでしょう」
荻原さんは単にアダルトグッズを売るだけでなく、その前後の心のケアにも気を配っている。
「夫とセックスレスなんだけど私に魅力がないのかしらとか、セックスで感じられない
私は変なのかしらとか、『最後の手段』としてここ、アダルトグッズショップに足を運んでくる
女性は多いですね。そんな方たちは『あなただけじゃないですよ、みんなそうなんです』と
言ってあげると安心する。その上でその人に合った商品を選ぶんです。メディアを見て
いると、みんな気持ち良くなっていて幸せそうなのに、私だけ取り残されているのではと
いう不安感や疎外感が、心と体の快楽から女性を遠ざけているということはよくあります」
(>>2-10につづく)
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