07/03/23 20:17:42 0
★台湾有情 ニッポン、ガンバレ!
・台湾ならではの痛快で心温まる経験をした。今月中旬に台湾中部の高速道路を全面封鎖し
当局の肝いりで行われた、「第1回台湾国際マラソン」を取材した際のことだ。
レース直前、主催者側から「これで自由に取材ができる」と言われ、報道車両用のステッカーを
手渡された。スタート写真を確保すると、機材を報道車両に仕立てたレンタカーにほうり込み、
自らハンドルを握ってレース最後尾につけた。国道から高速に入ると、当然ながら、上下4車線
とも大会専用となっている。
だから、どこを走ろうと、どこに止めようと、約40キロ先のゴールまで自由。レースの邪魔を
しない限り、上り線で選手を追い越し、Uターンで下り線に入って再取材することだってできる。
沿道の応援がないから、選手にとっては単調で孤独なマラソンになったが、こんな取材も
高速道路の走り方も初体験だった。
さて、終盤戦で日本人選手が独走状態に入り、トップで伴走するのは先導車を除くと日本
メディアの車両のみとなった。熱い思いを感じなかったといえばウソになる。忘れてはならない
のはしかし、男女とも日本勢が優勝を独占したにもかかわらず、ゴールの瞬間、台湾の人たち
から沸き上がった大歓声だ。しかも、「ニッポン、ガンバレ!」と日本語を交えて。
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