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養殖した海藻から石油代替燃料として注目されるバイオエタノールを大量に生産する壮大な構想
が22日、明らかになった。東京海洋大、三菱総合研究所を中心に三菱重工業など民間企業が参画
する研究グループがまとめたもので、日本海に1万平方キロメートルの養殖場を設け、ガソリンの
年間消費量6000万キロリットルの3分の1に相当する2000万キロリットルのバイオエタノールを
海藻から生産する計画だ。
政府は2030年度に国産バイオ燃料を600万キロリットル生産する目標を掲げており、今回の構想
は目標を実現する有力な方法として注目されそうだ。
この構想は、26日から神戸市中央区の神戸国際会議場で開かれる国際学会「国際海藻シンポ
ジウム」で、東京海洋大の能登谷(のとや)正浩教授が発表し、国家プロジェクトとして推進するよう
国の成長戦略方針「イノベーション25」への盛り込みを政府に働きかける。
研究グループには三菱総研、三菱重工業のほか、民間企業はNEC東芝スペースシステム、
三菱電機、IHI、住友電気工業、清水建設、東亜建設工業、関東天然瓦斯開発が参加し、独立行政
法人・海洋研究開発機構も名を連ねている。
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