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福島市内の中学校で、学年主任の男性教諭が特定の生徒の行動に対し、「執行猶予中」
「実刑」といった、裁判などで使われる用語で文書を作成し、教員間で配布していたことが
22日、分かった。「今後この生徒が授業中に他の生徒らに迷惑を掛けた際には養護施設
など専門機関に相談する」意味のことを「実刑」と表現しており、同校校長は「教職者として
不適切だった」としている。
文書は、各教科の成績評価のための連絡事項として学年主任が1月末に作成し、生徒を
受け持つ各教科担当の教諭らに配った。特定の生徒の名前を記し、「執行猶予中。迷惑を
かける行動があれば即刻実刑に入りますので担任にご連絡下さい」と書かれていた。
生徒は落ち着きがなく授業に支障をきたすなど迷惑を掛けたことがあった。こうした現状を
「執行猶予中」と表現。もう一度同様の行動をとった場合には、専門機関に相談することに
なっており、それを「実刑」と表現していた。文書には他の生徒に対する連絡も記されていた
が、この生徒にだけ「執行猶予中」などの表記が使われていた。
同校は、文書内容について匿名の通報を受けた市教委からの連絡で今月上旬に事実を把握。
全教諭に伝え、注意した。男性教諭は反省しているという。校長は「文書が作成されていた
のはまったく知らなかった。二度とこのようなことがないように指導していきたい」と話している。
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