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・「東京の顔」選びに何を望むか。都内各地で有権者に聞いた。
都庁周辺には多くの候補者たちの第一声が響き渡った。演説を聞きに来たという渋谷区の
主婦、後藤好子さん(58)は「年金など将来の生活が不安。新しい知事はいろいろな政策に
手を広げるのではなく、福祉政策の重点を置いてほしい。ワンマンでなく、都民の話を広く
聞いてくれる人がいい」と話した。
大田区の大学3年生、山田敬史さん(22)は「これという人がいないので、投票するなら
消去法で選びます。話が分かりやすく、面白い人に知事になってほしい」。
東京都江東区豊洲。中央区の築地市場の移転先とされ、五輪招致問題とも絡み、都政への
関心が高まっている。東京メトロ豊洲駅で、通勤途中の江東区の会社員、藤富千春さん(36)は
「かつて築地市場の近くに住んでいたが、市場は手狭で騒音や交通渋滞など問題も多い。用地の
安全性が確認されれば、移転した方がいい。いまの都政はどんなことをやっているのか見えづらい。
情報をオープンにしてくれる知事を選びたい」。小平市の会社員、比留間浩司さん(23)は「あえて
市場を移す必要はないと思う。でもオリンピックは近くで見たい。ぜひ招致してほしい。ただ誰が
知事になっても変わらないという思いもある。宮崎県知事選のように盛り上がればいいが……」
と苦笑した。
八王子市の首都大学東京は一昨年4月、石原知事の肝いりで都立の4大学が統合して誕生した。
南大沢キャンパス近くを歩いていた荒川区の同大大学院生、長山清香さん(23)は「オリンピックを
招致すれば道路や施設整備でお金がかかる。首都大は統合され、縮小された分野もあると聞く。
もっと教育にお金をかけるべきだ。若者の教育をしっかりと考えてくれる人に知事になってほしい」
と語った。
立川市栄町の運転手、斎藤正人さん(36)は「タクシー業界はずっと景気は低調。都政では
不適切な支出も指摘される。庶民の生活が苦しい中、いかに税金の無駄遣いをなくすかが課題だ。
知事には派手なパフォーマンスはいらない。大切なのは生活者の視点。実直な人に、透明性の
高い政治をしてほしい」と期待を込めた。(一部略)
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