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三重県の野呂昭彦知事は20日の定例記者会見で、三重県などが観光キャンペーンで使用している
「うまし国」というフレーズが宮城県のキャンペーンに使われることについて、近く東京事務所を通し
宮城県に抗議する方針を明らかにした。
宮城県が8日、JRが中心となって来年10月から12月にかけ展開する「デスティネーションキャンペー
ン」のキャッチフレーズを「美味(うま)し国 伊達な旅」と発表。三重県は地元自治体などと05年と06年
に10月から半年間「美(うま)し国、まいろう。伊勢・鳥羽・志摩」のフレーズで観光キャンペーンをすでに
展開しており、07年度も同時期に展開する予定。
野呂知事は「商標登録の申請もしている。三重県で使っていることも議論になりながらこういうことになっ
て不愉快」と不快感をあらわにした。
一方、宮城県観光課は「『うまし』という表現は一般的。自然の恵み伊達文化を伝えるための8文字で1つ
のキャッチフレーズとしてとらえている」としている。宮城県側も商標登録を申請中という。
ソース
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