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元文相の小杉隆衆院議員(71)(自民、東京5区)の妻(70)が昨年12月に自己破産した問題で、
第1回の債権者集会が19日、東京地裁で開かれた。
破産管財人から、債権者は231人で、債権届け出額が計約20億円に上ることなどが報告された。
これに対し、妻の資産は現金や生命保険解約金など計約2100万円だった。
関係者によると、集会では、債権者が「借りる手口がまるで詐欺で、刑事告訴してしかるべきだ」などと
詰め寄る場面もあり、議員の妻は「だますつもりはなかった。申し訳ない」と語ったという。
2003年に計約3000万円を貸した目黒区内の女性後援者は、集会後、
「長年、小杉議員を支持してきた間柄だから信用して貸した。老後のための蓄えだったのに」と怒りをあらわにした。
小杉議員本人は保証人ではないため法的責任はないが、債権者からは
「議員本人も責任をとるべきだ」との声も上がった。債権者は今後、集団告訴などを検討するという。
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