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★芦屋市が消費者金融過払い金債権差し押さえ 多重債務の市税滞納者、全国初
・市税滞納者が消費者金融「プロミス」などに支払っている利息の過払い金をめぐり、
兵庫県芦屋市が、同社などに対して滞納債権として差し押さえることが19日、わかった。
過払い金を差し押さえて滞納税に充当するのは全国でも例がないといい、今後、他の
自治体にも同様の動きが広がるとみられる。
市収税課によると、差し押さえるのは市内で自営業を営む40、50代の夫婦の過払い金。
約10年前から個人市民税や固定資産税の返済が滞り、延滞金なども含めると約150万円
にのぼっていた。
この夫婦が今年2月に同市の納税相談に訪れた際に、資金繰りのために消費者金融や
信販会社など計5社から金を借りており多重債務に陥っていることが判明。借入期間も
長期間に渡っているため、過払い金が相当額あることがわかった。
プロミスには19日午後に神戸市内の支店を訪れ60万円を差し押さえる。他社も近日中に
差し押さえる方針。
過払い金は、債務者が消費者金融などから利息制限法(上限20%)の利率を超える利息で
借り入れし、返済が終わったのに返済を続けたために払いすぎた金。
最高裁が昨年1月、同法を超えるいわゆるグレーゾーン金利の返済について「借り手の
意思で払ったものではない」と判断。各地で過払い金の返還請求訴訟が相次いでいる。
市収税課は「今後も同様のケースがあれば順次差し押さえを実施したい」と話している。
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