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『うざい』『キモい』小中生の4割が使用
町田市教委が規範教育調査
町田市教育委員会は、市内の小中学生を対象に実施した規範教育に関する調査結果の概要を
発表した。「うざい」「キモい」などの言葉を使うことについて、児童生徒の八割が「絶対にいけない」
「いけない」と考える一方、四割は「よく」「わりと」口にしている実態が分かった。
市教委は、二〇〇八年度から取り組む小中一貫教育のカリキュラム作成を進めている。
調査はこの参考にしようと、市内の十四小学校の四、六年生計約二千三百人と六中学校の
二年生約九百人を対象に、一月に初めて実施した。
言葉遣いの質問では、「うざい、消えろ、キモい、死ねなど」の言葉の使用頻度と、使うことへの
意見を尋ねた。
使うことを「絶対にいけない」と考える小学生が66・7%に上ったのに対し、中学生は39・9%と
ほぼ半減。「しても構わない」との回答も、小学生で1・4%、中学生で4・7%あった。
喫煙については、全体の89・0%が「絶対にいけない」「いけない」と回答。ただ、「吸っても
構わない」と思っているのは、小学生で1・7%、中学生で5・0%に達した。
ほかに「しても構わない」の回答が目立ったのは、小学生では「メールで相手を傷つける」
(4・1%)、中学生では「自分の体を傷つける」(5・3%)「授業中おしゃべりをする」(6・1%)だった。
ボランティア活動については、全体の66・6%が「あまりしたくない」「まったくしたくない」と
答えている。
「うざい」などの言葉遣いについて、市教委は「子どもたちは『してはいけない』と分かっていながら、
周囲の状況で使っている構図が浮かぶ。いじめや嫌がらせ、命の大切さなどを小中九年間の
重点カリキュラムに位置付けたい」としている。 (堂畑圭吾)
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