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◇幸の高規格堤防予定地 ダイオキシン類検出
国土交通省京浜河川事務所は十六日、川崎市幸区戸手四の高規格堤防整備事業予定地の
地下から焼却灰層が見つかり、そこから環境基準(土壌一グラムあたり千ピコグラム)の七・四倍の
ダイオキシン類が検出されたと発表した。
同事務所によると、焼却灰層は多摩川の護岸から十数メートル離れた、地下約一メートルの
所で、厚さ約十センチで帯状にあった。検査は川沿い約百メートルの範囲の五地点で採取した
土を混ぜて調べた。検出したダイオキシン類は、産業廃棄物を埋め立て処分する際の基準に
照らすと二・四倍だった。
同事務所では「地下にあり、周囲への影響はない」としているが、詳細調査を実施した上で、
無害化処理施設などに搬出して処分する。一ピコグラムは一グラムの一兆分の一に当たる。
(飯田克志)
東京新聞
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