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来週中に洋菓子の販売再開を予定している大手菓子メーカー「不二家」(本社・東京)で、
イメージキャラクター「ペコちゃん」とは別の、新たなイメージキャラクターを作る構想が浮上している。
有識者の改革委員会が先月、「新キャラクターを作るぐらいの気概を持て」と助言したのが
きっかけだ。これを受け同社は社内に特別チームを設置、新キャラで「新生・不二家」を
アピールする狙いだが、ファンの間からは「ペコちゃんに罪はない」と擁護論も出ている。
「ペコちゃん」が誕生したのは1950年。子牛の愛称「べこ」が名前の由来で、年齢は6歳
という設定。翌51年、ボーイフレンドとして誕生した「ポコちゃん」(7歳)とともに、練乳入り
キャンデー「ミルキー」の箱に印刷され、子どもたちの人気者になった。
日本中の販売店の店先には、首を振る「ペコちゃん人形」が登場。76年には南極の昭和基地にも
運ばれたほか、98年にはポコちゃんとともに、特許庁から「立体商標」の第1号に認定された。
しかし、今回の不祥事でペコちゃんはすっかり肩身が狭くなった。東京都大田区のフランチャイズ店
では、店頭のペコちゃん人形に「こんなに長くケーキを作れなくなってしまい、本当にごめんなさい」
と書いた紙が掲げられた。
(>>2へ続く)
(2007年3月17日15時51分 読売新聞)
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