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北陸電力志賀原発1号機(石川県志賀町)の臨界事故隠しで、問題の制御棒挿入試験を担当したのは、
経験のない同社電気保修課だったことが17日、わかった。
経験不足が事故の一因になった可能性もあり、北陸電力の事故調査対策委員会で調べる。
同社によると、定期検査での制御棒挿入試験は、1号機が93年に運転を開始してから99年6月に事故が
起きるまで計4回行われた。いずれも、内規で機械系統の補修作業にあたる機械保修課が担当してきた。
事故当時も、機械保修課が従来通りの手順で挿入試験を行ったが、これとは別に、緊急用に新たな制御
系統を追加する工事をしたため、新たな制御系統を使って電気保修課が初めて挿入試験も担当したという。
定期検査は約1年に1度実施。担当課職員が手順書に基づいて指示を出し、メーカーの作業員らが行う。
臨界事故は、手順書の不備や作業ミスが原因で起きたとされる。北陸電力の技術系幹部は「挿入試験を
担当した職員が経験不足だったことが事故につながったのではないか。原因究明の検討課題になる」と指摘
している。
(2007年3月17日14時32分 読売新聞)
ソース:
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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