07/03/16 20:32:17 0
ライブドア前社長のホリエモンが2007年3月16日、東京地裁から証券取引法違反の罪で2年6ヶ月の
実刑判決を受けた。06年1月の逮捕時にはネット上の掲示板やブログで、ホリエモンを罵倒する
カキコミと、応援のカキコミが入り混じり騒然となったが、今回は「ネット上の空気」が当時と
かなり違う。「日興との比較で不公平だ」といった批判が多かった。
2ちゃんのカキコミも、ホリエモンと日興を絡ませたものが目に付く。
「堀江が有罪は当たり前なんだけど、なんか納得行かない」「日興コーデイアルは?上場廃止にも
ならず、逮捕者も出てない」「日興があんなんだから堀豚にはマジで同情する。これはどうみても
不公平」「上に逆らうから、こうなるんだよ。利益誘導したり、天下りを積極的に受け入れたり、
そういうことをやっていかないと企業は生き残れない」「これで宮内が執行猶予だったらすんげー笑う。
法治国家とか言うレベルじゃない。指示された判決だったと思うぞ」
そして判決後の07年3月16日、「ヤフー掲示板」はこんなカキコミであふれていた。
「日興も有罪だったら、『やっぱり粉飾は悪いよね』くらいだなんだけど。ホリエモンは好き
じゃないけど可哀想になった」「一番汚いのは日興の連中と、東証のグル連中。ホリエモン君、
悔しいだろうが、世の中とはそんなモンだよ」「同じ粉飾決算でホリエモンは実刑で
日興コーディアルは逮捕者ゼロ?どうして!なんだ 当局は説明責任があるはず」
橋下徹弁護士は07年3月16日、テレビ朝日系「スーパーモーニング」で、「バランスを欠いた判決だ!」
として、こう吼えた。「僕はもう失望しました。司法というのにね。利得に注目するのなら詐欺罪でも
なんでもやればいいわけで、(罪に問われたのは)有価証券報告書の虚偽記載ですよ。政治資金収支
報告書の虚偽記載はどうなってるんだ、ということですよ。世の中、バランスがあって、こんな事で、
実刑で、しかも、反省の態度がないと言っているが、否認して争っているわけで…。(罪を)認めないと
執行猶予がつかないと言うのなら、冤罪事件は山ほど出る。刑の均衡を見て、しかも社長を
辞任しているわけですから、再犯ってないわけですよ。世間になびいてるとしか思えない」(一部略)
URLリンク(www.j-cast.com)