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浜松第一中学中毒事件、運動会で配った大福餅で中毒者続出。 【1936/昭和11年05月12日/東京朝日】
浜松第一中学校では十日、運動会を催し大福餅六個ずつを全校生に配ったが、
これを食した生徒、教員に中毒症状を起こすもの続出、
十一日夜までに教師谷崎延、桜井実、伊藤豊次郎三氏及び四年生富田忠夫(一七)
他生徒四、五十名の重態者を出した。
午後十一時半学校当局の発表によると、中毒者三百名に上る見込みで、
或いはもっと増加するかも知れないといっている。
[出典:毎日コミュニケーションズ出版部編 昭和ニュース事典 第Ⅴ巻、p.626.]
同年5月13日:中外商業(夕刊)、家族や連隊兵士にも中毒広がる。
同年5月14日:中外商業、生徒が相次ぎ死亡、校長も倒れる。
同年5月15日:中外商業(夕刊)、ついに死者四十五、罹病千七百余人に。
同年5月16日:東京日日、軍医学校が原因をゲルトネル氏腸炎菌と断定。
同年5月19日:中外商業(夕刊)、受注過多、並べたあんの上を鼠が歩いた。