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2007年03月13日
詐欺罪で起訴され、京都地裁で公判中の86年から行方不明になっていた住所不定、無職永井好文被告(60)が
1月末、約20年ぶりに京都地検に出頭し、収監されていたことがわかった。永井被告はこの間、京阪神や滋賀、
名古屋などを転々としていたと説明。公判は再開され、14日に判決が言い渡される。
起訴状などによると、永井被告は学習塾を経営していた79年3月~85年7月、生徒の親に「教授に頼めば
なんとか入学できる。金を用意してほしい」と大学への裏口入学を持ちかけるなどして、199回にわたり計
約4583万円をだまし取ったとされる。
京都地裁によると、永井被告は85年8月に起訴され、同年12月に保釈された。11回の公判を重ねて翌86年
7月に結審、懲役4年を求刑されたが、同年9月~87年9月に計9回設定された判決期日に現れなかった。
公判再開後、2月8日にあった最終弁論で弁護側は、永井被告は被害者に弁償するため、自分をだまして金を
取り上げた人物を捜そうと各地を転々としていたと説明。「逃亡中に阪神大震災に遭い、被災者を救助して社会の
ために少しは貢献した」などと主張、執行猶予付き判決を求めた。
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