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★大阪市現金輸送車襲撃事件 強盗殺人などの罪に問われた76歳の男に無期懲役判決
大阪市で銀行の警備員に発砲し、現金500万円を奪ったとして強盗殺人未遂などの
罪に問われていた76歳の男に、無期懲役の判決が言い渡された。
中村 泰(ひろし)被告(76)は、このほかにも1956年に銀行強盗を企て、警察官を射殺し、
1976年に仮出所するも、72歳の時に名古屋でも現金輸送車襲撃事件を起こしていた。
中村被告のアジトと貸金庫からは、拳銃10丁と実弾1,000発が押収された。
無類のガンマニアだという中村被告は、数々の事件で関与が疑われている。
中村被告の手記には「轟然火を吐く銃口に、抗争久し積年の敵の首領倒れたり」と、
国松孝次警察庁長官狙撃事件への関与を思わせる一文もあった。
また、「ゴルゴ13(サーティーン)は高望みでも、せめて“長官狙撃ティーム”の
一員ぐらいの座は占めたまま、歴史の闇の中に消え去りたいのです」とも記している。
大坂地裁は「拳銃に対する強い執着心がある。更生を期待することは困難」として、
無期懲役の判決を言い渡した。
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