07/03/11 15:37:16 0
メールチェックをする度に受信してしまう迷惑メール(スパム)。業務連絡
やプライベートなメールの間に、下品な言葉や無意味な文字の羅列を
見るのはなんとも不愉快だ。財団法人「日本データ通信協会」によると、
ほとんどの大手プロバイダーが今月までに、「OP25B」と呼ばれるスパム
対策を導入。業界団体を中心に“スパム包囲網”の構築が進んでいる。
「会ってもらえませんか」「好きです●」「ご無沙汰(ごぶさた)しています」。
言葉巧みにメールを開かせようとするスパム。受信者にウイルス感染や
詐欺の危険性をもたらすだけでなく、プロバイダーにとってもサーバーの
負荷を高めるなど、ネット社会の大問題だ。
同協会は、受信側のスパム対策として、プロバイダーの迷惑防止
サービスやスパム対策ソフトの利用、複数のメールアドレスを使い分ける
-などを推奨。一方、プロバイダー側も、大量メールの送信制御や送信名
の詐称禁止、そしてOP25Bの導入を進めている。
OP25Bとは、スパム業者が身元を隠してメールを発信する経路の
一つ「アウトバウンド(外向き)ポート25番」をブロック(遮断)すること。
この措置を取ると、プロバイダーのサーバー経由などでなければメール
発信ができず、発信者の身元を特定しやすくなる。同協会の調査で、
OP25Bを実施したプロバイダーからのスパム発信数が急減する効果
が実証されている。
(中略)
スパム業者は対抗策として、個人のサーバーや、OP25Bを実施して
いない海外のプロバイダーなどを利用してスパムを発信。最近は「ボット」
と呼ばれるウイルスに感染させた一般ユーザーなどのパソコンを使うこと
もある。
“いたちごっこ”とも言えるが、個人サーバーはすぐに特定できるので
対策が立てやすく、海外のプロバイダーに対しては、国内のOP25Bの
普及率を盾に対策を強く求められるという。
(以下略、全文はソース元でご確認下さい)
ソース(イザ!・産経新聞) URLリンク(www.iza.ne.jp)