07/03/11 05:50:12 0
>>1の続き
(1)と(2)は論外として、(3)河野談話の「慰安婦の募集については、軍の要請を受けた
業者が主としてこれに当たったが、その場合も甘言、強圧など、官憲等が直接これに加担
したこともあった」というくだりから、「軍の要請を受けた」を削除、「強圧」を「威迫」に、
「直接これに加担した」を「直接間接に関与」か「取り締まる努力を怠った」へ修正するの
が私案である。
慰安婦募集の実態は拙著『慰安婦と戦場の性』に詳述したが、朝鮮人ブローカーが娘を
身売りした親と業者を仲介する合法的な商行為だった。そして業者が戦地に慰安所を
開き、軍が性病の検診や輸送の便宜をはかったもので、官憲が「強制連行」に乗り出す
必要性はなかったし、裏付けのある証言もみつかっていない。
≪ペンタゴンも黙認して…≫
ベトナム戦争中の米軍慰安所については、スーザン・ブラウンミラー(米人女性ジャーナ
リスト)の『Against Our Will』(1975年)に詳細なルポがある。
一部を紹介すると「鉄条網で囲まれた公認の軍用売春宿では60人のベトナム女性が
住み込み…1日に8人から10人をこなす。料金は500ピアストルで、女の手取りは200
ピアストル、残りは経営者が取った。彼女たちを集めたのは地方のボスでペンタゴンも
黙認、女たちは週ごとに軍医の検診を受け…」といったぐあい。日本軍の慰安所と瓜二つ
ではないか。
ホンダ議員たちへ対日非難の資格ありやと問うか、決議案の対象を日米両国政府に修正
するようかけあってみたらどうだろう。 (秦 郁彦) ※一部略