07/03/10 13:21:50 Zza+uSoO0
>>1の中略部分
どのようにして慰安婦を集め、戦地に送り、管理したのか。その実態は地域や時代によって異なる。
しかし、全体としては、植民地や占領地の女性たちが意思に反して連れて行かれ、
日本軍の将兵の相手をさせられたことは間違いない。
河野談話が「軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた」と結論づけたのは、潔い態度だった。
細かな事実にこだわって弁明ばかりするよりも、民族や女性の人権問題ととらえ、自らの歴史に向き合う。
それこそが品格ある国家の姿ではないか。
海外の誤解も指摘しておきたい。たとえば、米下院の決議案は日本政府が謝罪していないという前提に立っている。
だが、政府の主導で国民の募金によるアジア女性基金がつくられ、
元慰安婦たちに「償い金」を贈り、首相名で「おわびと反省」を表す手紙を渡した。
補償問題はすでに国家間で決着ずみだとして、政府は女性基金という道を取った。
私たちは社説で「国家補償が望ましいが、次善の策としてはやむをえない」と主張してきた。
日本として何もしなかったわけではないのだ。