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★東京大空襲、国を提訴 被災者ら112人
・62年前、一夜のうちに約10万人の命が奪われたとされる東京大空襲の
被災者や遺族112人が、国に総額12億3200万円の損害賠償と謝罪を
求める集団訴訟を9日、東京地裁に起こした。空襲被害を受けた民間人として
初の集団訴訟。原告側は「民間人被害者に何も援助をせず、切り捨て放置した
国の責任を問う」として、国家補償が整備された旧軍人・軍属と一般戦災者との
格差の是非を問い直す。遺族を含めた原告の平均年齢は74歳で、最高齢は88歳。
原告側は「東京大空襲が国際法違反の無差別爆撃だったことを裁判所に認めさせ、
戦争を始めた政府の責任を追及したい」として、旧日本軍が中国・重慶で繰り返した
爆撃などが米軍の作戦に影響を与えた点についても責任を明確にしたい考えだ。
一般戦災者への補償や死亡者の追跡調査、追悼施設建設も求める。 (以下省略)
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ソース/朝日新聞社
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