07/03/09 21:25:05 bQjm8JzG0
平成12年の時点でさえ、在所40年超の無期囚が17人、在所50年超の無期囚が2人。
また、無期囚の中には、超長期に渡り昼夜厳正独居とされている者もいる。
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懲役30年の場合、仮釈放を許された後、刑が満期が来れば刑は必ず終了するし、
仮釈放を許されない場合であっても、終わりがあるので満期が来れば必ず釈放さ
れるが、無期懲役刑の場合、30年を超えて収容されている者も少なくないし、仮
釈放後も刑は原則一生終了しない(保護観察という形で残刑の執行が続く)。
このような刑罰(終生、刑の執行が続く刑罰)のことを外国では一般的に「終身刑」
と呼ぶが、終身刑には、終身刑には仮釈放の可能性がある「相対的終身刑」と仮釈
放の可能性がない「絶対的終身刑」があり、日本では、後者にあたる刑のみが「終身刑」
と認識される場合が多い。
そのため、誤解が生じているが、そもそも、多くの国の終身刑は日本の無期懲役と同様の相対的
終身刑であり、絶対的終身刑を置いているのは、アメリカ(一部の州)やオーストラリア(同)、
ウェールズなどむしろ少数です。
なお、最近の運用に鑑みると、日本の終身刑は他国の終身刑と比べても、比較的重い運用がされている
のである。