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相談相手少ない男性 県アンケート調査で判明
県精神保健福祉センターが7日発表した「こころの健康とストレスについてのアンケート」の
調査結果で、男性は女性より悩み相談の相手が少なく、ストレス症状などが悪化しやすいことが
わかった。
アンケートは昨年10月、中学生がいる県内の約3000世帯に配布し、保護者4222人から
回答があった。
それによると、悩みを相談できる人(複数回答)は、男性が「妻」(82%)に偏っており、
「家族以外にいない」も23%に上った。これに対し、女性は「友人」(71%)が最も多く、「夫」
(69%)を超えた。不調の際に精神科を受診しようと思う人の比率は、女性(39%)が男性
(32%)を上回る一方、精神科以外の相談窓口を知らない人の比率は男性の方が高かった。
「日常生活にストレスを感じるか」という質問に対しては、「常に」「時々」が合わせて全体の
82%だった。ストレスの原因(複数回答)は、男性は「仕事」(85%)が突出したのに対し、
女性は「家族」(55%)「人間関係」(51%)などに分散した。
散歩や体操などストレス発散の習慣がない人は全体の59%を占め、習慣がある28%を
大きく上回った。
同センターは「スポーツなどでストレスを発散し、不調を感じたら、早めに精神科などに
相談してほしい」と呼び掛けている。
(2007年3月7日 読売新聞)
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