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八戸市長苗代の路上で昨年11月、女性のバッグを奪おうとして1か月のけがを負わせたとして、
強盗傷害の罪に問われた盛岡市仙北3、無職府金賢一被告(36)の初公判が7日、青森地裁
(渡辺英敬裁判長)であった。府金被告は起訴事実を認め、検察側は「パチンコの金欲しさに強盗を
決意した動機に酌量の余地はない」として懲役7年を求刑した。判決は4月4日。
冒頭陳述などによると、府金被告は昨年11月、八戸市内のパチンコ店がよく当たるといううわさを
聞いて盛岡市から訪れたが、所持金をほぼ使い果たした。隣でパチンコをしていた女性が大当たり
したことから、女性を尾行して犯行に及んだ。府金被告はこれまでにパチンコで計約260万円借金し
、両親が肩代わりしたという。
この日の公判で、室橋雅仁裁判官は、裁判官になる前にパチンコに熱中し、父に借金までしたと
いう経験を披露。「パチンコに負けた時、おやじが苦労して稼いだお金でこんなことしていていいのかと
思った。それから20年、一度もパチンコはしていない。自分の意志でやめるしかない」と穏やかな
口調で語りかけた。府金被告はうなずきながら「はい、わかりました」と答えていた。
(2007年3月8日 読売新聞)
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