07/03/07 12:37:58 0
宝塚市の阪上善秀市長が昨年五月、大阪府茨木市内の宗教法人本部で開かれた行事に出席するため、
公用車を使っていたことが分かった。阪上市長はこの宗教の信者といい、「よい話が聞けるからと人に誘わ
れて行った。教養が身に付き、市政の発展にもつながるのだから公務」と説明。これに対し、地方自治の
専門家は「政教分離は明確にすべきで、市民に誤解されるような公用車の利用は不適切」と指摘している。
関係者などによると、阪上市長が出席したのは各地の信者が集う「感謝祭」で、同市長は講話を聞いたり、
寺の関係者や信者らにあいさつをしたりして、約四十分間滞在した。宝塚市内からの往復約四十キロは
公用車を使い、秘書も同行したという。
宝塚市は、ハイヤー二台を市内の民間会社と年間約千二百万円で委託契約し、市長、助役の公用車と
して利用。契約上の利用時間帯は午前八-午後六時だが、昨年四月の阪上市長就任後、毎月六十時間
前後の時間外利用があり、市によると、超過料金は年間数百万円に上るという。
市民グループ見張り番宝塚の兼子忠泰・代表世話人は「信者だからといって特定の宗教の集まりに公用車
で行くのは軽率。公務かどうかをチェックできる仕組みが必要だ」と話す。
感謝祭への出席について、阪上市長は「付き合いで二十近い宗教に入信している。個人的な信仰とは無関係
だ」と説明している。
ソース
神戸新聞 URLリンク(www.kobe-np.co.jp)