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航海中の豪華客船から、ある日突然乗客が姿を消す事例が、数は少ないものの
世界各地で起きている。英国船籍のクイーンエリザベス2世号では昨年末、
62歳の女性が、早朝に船内のプールに向かったのを最後に消息がわからなくなった。
また、ある米国人の夫婦は、息子から母の日にプレゼントされたクルージング旅行中、
バルバドスとマイアミの間で客船から姿を消した。どちらのケースも、残された家族は、
自殺に思い当たるふしはないと話している。
船舶会社のまとめでは、昨年春までの4年間に、クルーズ中の客船から失踪した人は24人。
その後も少なくとも10人の乗客と船員2人が航海中に行方不明、あるいは海に転落した。
なかには自ら命を絶った人もいるかもしれないが、多くの場合、自殺する理由は見当たらず、
事故か犯罪に巻き込まれた可能性が指摘されている。
以前には、豪華客船で、当時42歳の女性が薬物中毒で死亡した事件もあった。
彼女は薬物を飲まされ、複数の男性に暴行された挙げ句に遺体で発見されたのだった。
クルージング中の性犯罪、特に酔った男性客や船員による犯罪は実はかなり多いのではないか
と見る専門家もいる。豪華客船は裕福な人たちが集まった小さな町のようなもので、
公海上には警察も存在せず、早急な対策が必要だ。
ガーディアン(UK)より
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