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★12人の無罪判決確定へ 鹿児島地検、控訴断念
被告12人全員に無罪判決が言い渡された鹿児島県議選の公選法違反(買収)事件について、
鹿児島地検は6日までに控訴を断念する方針を固めた。福岡高検や最高検と協議を進めており、
近く正式に控訴断念を決定し、公表する。控訴期限は9日で、全員の無罪判決は10日に確定する。
検察側は2003年4月の県議選に立候補、当選した同県志布志市の元県議中山信一さん(61)が
選挙前に支援者宅で4回の会合を開き、票の取りまとめをめぐり現金191万の授受があったとして
中山さんら13人(うち1人公判中に死亡)を起訴した。
しかし2月23日の鹿児島地裁判決は、捜査段階で自白した6被告の調書について
「強圧的な取り調べに迎合し、苦し紛れに供述した可能性がある」と信用性を否定。
「客観的証拠は全くなく、買収会合の存在そのものが疑わしい」と検察側の主張を全面的に退け、
12人に無罪を言い渡した。
中日新聞 URLリンク(www.chunichi.co.jp)