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東西冷戦時代に旧ソ連の情報機関が作成した英国地図が精緻(せいち)で素晴らしいことから、
デジタル地図メーカーが不動産業界用に購入したことが分かった。
同社の「ランドマーク・インフォメーション・グループ」は、地図について橋の高さ、道路幅、
建物情報などが詳細に描かれている最上の作品と称賛している。
同社幹部は英BBC放送に対し、建物が不燃性なのかどうかの情報も盛り込まれており、旧ソ連の
戦車が英国に侵攻した場合を考慮していたとみられるとも説明した。工場、その生産物、倉庫、
刑務所、岸壁も挿入されている。主要都市だけでなく、地方部も含まれているという。
旧ソ連の地図の専門家は、最初は空中撮影で情報を募り、その後、地上をこまめに歩いて肉付け
情報を加えていったとみている。この英国の地図は旧ソ連が国際規模で進めていたプロジェクトの
一環としている。1991年の旧ソ連の消滅後、かつてはベールに隠れていたクレムリン保管の
この種の秘密資料が明らかになり出している。
英国の地図は米企業が保有していたもので、ランドマーク社による買い入れ価格は不明。
2007.03.02 Web posted at: 18:49 JST- CNN/REUTERS
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旧ソ連の情報機関が作成したとされる英国地図の一部
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