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高気圧に覆われて各地で好天となった４日、関東から西日本では気温が上昇し、
大分県日田市で２６・５度を観測するなど、九州では夏日となり、東京・練馬でも２０度を記録し、
各地で４月下旬から５月下旬の陽気となった。
気象庁では、「この時期に夏日となるのは極めて珍しい」と話している。
気象庁によると、この日は南から暖かい空気が流れ込み、気温を押し上げた。
このため、３月上旬にもかかわらず、日田市のほか、熊本市（２６・１度）、福岡県朝倉市（同）など、
５地点（沖縄地方は除く）で夏日に。
また、福岡県久留米市や滋賀県虎姫町など、全国の１１地点で３月としての気温の最高値を記録した。
関東甲信の各地でも、練馬のほか、甲府市（２１・９度）、茨城県古河市（２０・８度）、群馬県館林市（２０・７度）、
埼玉県熊谷市（同）などで２０度を超える陽気となった。
一方、同庁によると、５日は低気圧が急速に発達しながら日本海を進むという。
列島各地で非常に強い風がふき、海上も大しけになるとみられ、同庁は警戒を呼びかけている。
（2007年3月4日21時53分 読売新聞）
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