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★暴力的なTVゲーム、殺人につながらない=米調査
[ロサンゼルス 2日 ロイター] 殺人シーンなどが含まれる暴力的なテレビゲームと子供の
行動との因果関係については未だはっきり結論づけられてはないが、暴力的なゲームが子供を
殺人に駆り立てるのではない、という研究結果が明らかになった。
1999年に米コロラド州で起きたコロンバイン高校銃乱射事件発生後からこの問題を研究して
いる当地の南カリフォルニア大の社会学者カレン・スターンハイマー氏は、若者の暴力をテレビ
ゲームのせいにする人々はそのほかの重要なことを見過ごしている、と指摘する。同乱射事件に
ついては、一部の専門家が「Doom」というゲームが事件の引き金になったと主張した。
スターンハイマー氏が青少年の犯罪に関する新聞報道とFBIの統計を分析した結果、「Doom」と
それに類似する残虐なタイトルのゲームが発売されてからの10年で、米国における若者の
殺人罪での検挙率は77パーセント減少した。
同氏によると、学生が校内で殺される確率は1000万分の1以下だという。
3月4日17時44分配信 ロイター
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