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高校入試:中学の知識、身に着いてる? 県立高入試に青森支局記者が挑戦 /青森
◇「漢字、忘れた…」/「質問、変化した」/「私は文系だ!」
2月26日に県立高校の前期入試が行われた。我々記者も同様に受験を体験しているが、
果たして中学校で習った勉強内容は身に着いているのだろうか。毎日新聞青森支局員の
野宮珠里(44)▽喜浦遊(25)▽後藤豪(26)--の3記者が5教科を分担し、実際の試験時間内で
問題に挑戦してみた。県教委が予想する平均点は各教科とも50~60点。果たして結果は……。
【採点と総括・村松洋】
◇思考力重視に悪戦苦闘、やわらかアタマ程遠く…
■英語
「もうあきらめました」。50分間の試験時間が終了する前に英語の解答用紙を放り投げたのは
後藤。採点は全教科で最下位の33点だった。後藤は「『あなたならどうするか』などと質問する、
受験者の思考力が問われる問題が多い。自分は中学時代に、こんな問題を解いた覚えがない」と、
憔悴(しょうすい)しきった顔で話すのがやっとだった。
記述式回答に、うろ覚えの文法を当てはめようとした努力もむなしく、さんたんたる結果に終わった。
米軍三沢基地関連取材など、外国人とも接する機会が多い取材事情を考えると、何とも心もとない
結果だ。試験後、後藤は周囲から「誤答記者」と冷やかされている。
■社会
新聞記者ならば人並み以上に時事問題に詳しいはず。だが、喜浦が社会に挑戦したところ、
予想平均点に近い66点にとどまった。喜浦は「恥ずかしいの一言です」と反省しきりだ。
三権分立や地方公共団体の役割について問う問題は、日々の取材のおかげか、正答率は
高かった。一方、マグロの漁獲高や流通に関する問題は大苦戦。農林水産業が盛んな青森県の
産業構造を考えると、市場の仕組みや動向などには敏感であってもらいたかった。
青森:MSN毎日インタラクティブ
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