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★月反射で交信 アマ無線家実験
地球から38万キロ離れた月に向けて電波を送り、電波を月の表面で反射させて、地球上の
離れた場所と交信するアマチュア無線の実験が、衛星通信用の巨大なパラボラアンテナを
使って3日、茨城県で行われました。
この実験は、茨城県高萩市にあるKDDI茨城衛星通信センターの協力を得て日本アマチュア
無線連盟が行ったもので、無線の愛好家や小学生らおよそ100人が集まりました。
午後6時前、直径32メートルある通信センターの巨大なパラボラアンテナが、東の空に昇った
月をとらえました。アマチュア無線家たちは、自分の声やモールス信号を電波に乗せてパラボラ
から発射。電波は計画どおり月の表面で反射し、およそ2.5秒後、こだまのように戻ってきたのが
パラボラで受信されたほか、世界各地に届き、アメリカなどの無線愛好家から再び、月面反射を
利用して応答が寄せられました。
巨大なパラボラは微弱な電波もとらえるため、各国の愛好家は通常の無線設備で通信ができた
ということで、こうしたパラボラを使った月面反射の実験は国内では初めてです。
埼玉県から来ていた小学4年生の男の子は「月に反射して戻ってきた音がこんなにはっきりして
いるなんて驚いた。大きくなったら僕も無線をやってみたい」と話していました。
実験の舞台となった茨城衛星通信センターは、アポロ11号の月面着陸など歴史的な場面を
伝えた日本で最初の衛星通信の施設ですが、今月いっぱいで通信施設としての40年余りの歴史に
幕を下ろすことになっています。
NHK 3月3日 18時59分 ※リンク先に動画あり、リンク先消滅の場合あります
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
よくわからないけど公式ページはこれだと思います
日本アマチュア無線連盟
衛星通信発祥の地の32mパラボラが月を狙う!「ビッグ・ディッシュ・プロジェクト」
URLリンク(www.jarl.or.jp)