07/03/02 14:40:55 l4CdsHuQ0
日本に住むすべての人間が消費者である。まずこれをきちっと認識しておいてもらいたい。つまり物を作ったりしてる生産者も消費者という一面を持ち合わせている。
さて。企業間競争とはその大部分において価格競争である。もし企業間競争が価格競争のみだと仮定しよう。すると企業同士が価格競争をすることにより純利益が減るだろう。
商品サービスの価格下落がおこり企業の利益が減れば、そこで働く者の給料も減る。給料が減れば高い商品サービスを手に入れることができなるなる。そして物が売れなくなる。
物が売れないからさらに必死で商品サービスを安くする。なおさら企業の純利益が減りさらにそこで働く者の給料が減ることになる。これは国が放置しておくと際限なくすすむ。
しかしながら実際企業は自社の利益が減る企業競争をしたがらない。よって付加価値のある商品などを高く売ろうとする。しかし企業のしわくとは裏腹に価格競争は必ず起こる。
つまり完全に市場に任せて放置すれば(夜警国家)国は滅びる。